御香染『宮むらさき』正絹帯　美智子様　桜

御覧頂きまして有り難うございます

25年以上前に知人から譲り受け、
そのまましまっておいた正絹帯です
軽いので結びやすいと思います
目立った華やかさはございませんが
年齢を問わず静かにどのお着物にも併せられるお品です

素人の撮影で上手に撮れず申し訳ございません。写真がすべてです。


上皇后様の御印の「白樺」が帯裏に
織り上げられております
昭和五十五年に詠まれた御歌「桜」の
御句が付帯されていて雅さが一層増します

御香染『宮むらさき』は京都御所に由来する宮水を用いて古代伝承の天然染料による、気品あふれる「王朝紫」に染め上げています。これまでにない本物の「むらさき」をご覧頂ければ幸いです。


絹を見るとき美智子様の文化財保護にお力を注いているお姿を思い浮かべます
蚕の「小石丸」の保護再生に尽くし今は雅子様に引き継がれていますね

日本人の心、生きとし生ける物、自然すべてに対する思いやりを身に具えられたそのお心を帯に込めて製作した逸品と見受けられます


経年により御箱や付属のお品は劣化していることをご了承願います

帯丈　 約420cm
巾　　　約31.5cm


正絹　御香染『宮むらさき』


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