いっときマイブームで集めた印鑑・遊印のコレクションのなかの一品です。数年前、明時代い銅製の穴の空いた検品用の「糸印」に初めて出会った。人物や動物をかたどったこの糸印が、その後、武士たちがおしゃれでぶら下げるようになり、根付文化へと続いていった説を知り、動物をかたどったものを手に入れたくなって、あちこち探しまわりました。そして、やっと出会えたのがこの可愛いらしい表情の獅子の銅印でした。顔、笑ってますよね。足もとを見ると、ちゃんとしつらえて作った感のある、丸い穴があります。まさに糸印!銅製ということは、鋳造して作るはずなので、お金のある商売人か、お金持ちぼ風流人が作ったのでしょうか。印面の篆刻は「蔵書無智」蔵書は、書物を自分のものとして持っていること。無智は、知らないこと。知識がないこと。知恵のないこと。書物をどれだけ持っていても、何にも知らない。書物を読めば読むほど知らないことが多くて己の無知を知るということか、深い言葉です。■サイズ(だいたいの大きさ)約1.8cm×奥行約1.8cm×高さ約3.0cm 約53g・手に入れた時にお聞きした情報をもとに説明しています。・状態の詳細画像をよくご覧になってご判断いただければと思います。・お使いのスマホ、PC環境、モニタ、照明、反射等の関係で写真と実物の色が多少異なることがあるので、ご了承ください。・古さや傷などに神経質な方よくよくご検討ください。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 書 |
商品の状態 | 傷や汚れあり |