ドイツ軍 ドイツ帝国軍 海軍 第一次世界大戦 遺物 歴史資料 軍艦 ナチス 艦材ドイツ帝国海軍のL33(LZ 76)は、第一次世界大戦期において多数生産されたドイツ帝国のツェッペリン型飛行船の一隻で、1916年にフリードリヒスハーフェンのツェッペリン社によってZeppelin R級飛行船として建造されました。完成後、同船はノルトホルツ海軍航空基地にドイツ帝国飛行船隊所属として配備され1916年9月24日、L31、L32、L33、L34からなるツェッペリン部隊の1隻としてロンドンおよび周辺地域の渡洋爆撃作戦に参加した際、対空砲火によって甚大な損害を被ったのち指揮官アロイス・ボッカー大尉は英エセックスに進路を向けましたが、ヘイノート・ファームから発進した第39本土防空隊の夜間戦闘機の攻撃により数度にわたって命中弾を受け、ボッカーは銃砲や装備を投棄するなどの対応を行うものの、結局北海を越えて本土へ帰還するのは不可能と判断し、同日エセックス州リトル・ウィグバラに不時着しました。乗組員らは敵の鹵獲を防ぐため船体の焼却を試みたが一部を燃やすことができただけで失敗し、イギリス側の骨格調査で飛行船R33およびR34を建設する際の基礎となりました。本品はこのL33(LZ 76)ツェッペリン飛行船が撃墜された際に残った残骸から当時回収された実物の金属片となります。部品から小さく切り取られケースに収められた破片本体のほか証明書が付属します。以前、イギリスの専門店にて購入しました。コレクション整理のため出品します。圧倒的な存在感で巨大な飛行船によるロンドン空襲などを行った事で有名なツェッペリン飛行船の一部として、当時実際に大空を飛んでいた飛行船のかけらという戦史のロマンとリアリズムを御堪能頂ける、まさに貴重な歴史の証人ともいえる遺物です。国内では滅多に出回ることは無いと思います。ぜひこの機会にいかがでしょうか。ケースの寸法(約):縦横3cm
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > ミリタリー > その他 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |