アンティークの北欧ノルウェーの白糸刺繍。緻密なホワイトワークを一辺約13㎝(6g)&15.3㎝(7g強)の小さなスペースのトリム側にあしらったハーダンガー刺繍のスクエア/八角形のサイズ違いのドイリー、コースター、マットの2枚セット。向きでかなり印象が変わる造形美。素朴で優しい雰囲気を纏った作品おそらくハーダンガー用の生地をオープンカットワークしスペースに糸を編み掛けたり盛り上げ刺繍をしたり等、繊細な艶のある白糸の針刺繍を外側にあしらっていった手を掛けた美しい作品。雪の結晶、ダイヤ♢、星、クロス✛、花…何かを象徴させた美しいモチーフ達トリムは階段状になり、リズミ感があり優美さに明るい華やかさを添えます。素材はおそらくコットン。中厚か、ハーダンガーとしてやや薄め程。しなやかで艶があり滑らかで柔らか。しっとりと温もりのある触感。爽やかな涼感に溢れ木製テーブルやチェスト、ガラス等に置くと涼やかな透かし刺繍が一層見事に映えます【歴史】イタリアで発達したドロンワーク技法が16世紀にノルウェーの西南海岸地方:ハーダンガーに伝わり独自の技法や模様に発展。今や世界各国に伝わり服飾や室内装飾に【特徴】平織りの布の織り糸を抜き縢りながら透かし模様を作る技法と織り糸の数を数えて刺すステッチで構成。様々なステッチの組合せにより自由な幾何学模様を作成主なステッチ技法ストレートフォーサイデッドアイレットノルベジアンダーンピコットストレートループダーンクロイゾネイダーン 七宝縢りクロスダーンエーデルワイススパイダースダーンクローバーリーフダーンウェービングウインドミルダーンスターオープンワーク・エッジ…女性が座り縫う時間は当時の北欧の豊かさの表れの1つ。裕福な農家の女性達が白いリネンに麻の白糸で刺したのが始まり。季節の良い時は屋外で窓から差込む薄明りを頼りにした冬2枚共に特筆ダメージは無いながら一箇所ずつ丁寧な補修跡があります。ご了承くたさるかたに。端正な清楚さ、清潔感。繊細過ぎる鑑賞・装飾用とは違う日常使いに綻びにくいタフさ。生活に息づくきちんと感さりげなく手の込んだ華やぎ用と美の共存が北欧刺繍の魅力より緻密な作品も出品中です
商品の情報
カテゴリー | その他 > アンティーク/コレクション > 工芸品 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |