幻のジャパンヴィンテージ・アコースティックギターMARUHA FB250Mです。戦時中福岡で戦闘機の開発をしていた橋本文男さんが創設したギターメーカーで1970年頃のギターと思われます。このギターは0フレット仕様でトップの厚さがこの時代に他のメーカーが真似できなかった薄さで軽量化にも成功したギターです。このトップが薄いことにより振動した音をより響く感じになっていると思います。作りも大変丁寧でこの頃には珍しいサテンフィニッシュ仕上げです。トップはスプルース、サイドはローズウッド、バックは3枚合わせですが両端がローズウッドで真ん中は見た感じハカランダのように見えます、ネックはマホガニー、指板はローズウッド、スケールは648mm、ナット幅は42.5mm、ネックはほぼ真っ直ぐですがやや順反りですフレットは約6割残です。弦高は12Fの1弦で約2.8mm、6弦で約3.2mmでトラスロッドは若干の余裕有りです。シリアルナンバーかどうか分からないですがネックヒールの内側に72.C23と押印されています。音は良く響いて明るくバランスが良く音量も充分有りますのでコードからピッキングまで対応出来るドレッドノートタイプです。状態は約50年前のギターなので小キズはありますが致命的なものはないと思います。打痕、金属部分のくすみ等有ります。特に6弦のペグがメッキが剥がれています。そしてそしてサイドとバインディングの接着部分に目立たないですが塗装クラックが見られます。フレットの磨き他クリーニング済みなので即演奏可能です。まだまだ使用出来ると思います。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 楽器/器材 > アコースティックギター |
商品の状態 | 傷や汚れあり |