■アルバカーキにある「Old Town Antiques」でみつけた『Abel Toledo (Navajo) 1970年代前半制作 Sleeping beauty turquoise Channel Inlay ring』です。1970年代、豊富に採掘されていた「スリーピングビューティー」を贅沢にインレイにして使った作品です。スリーピングビューティーは“澄みきった空色の石”として世界的に有名で人気があるターコイズです。アリゾナ州グローブにあるスリーピングビューティ鉱山は2012年8月に閉山しており、近年価格が高騰しているターコイズのひとつで、現在はジュエリーとして販売されているか、原石のストックが稀に市場に出る程度です。その石をナバホ発祥と云われるインレイにしたスカイブルーとシルバーのコントラストが美しいリングになります。【豆知識】●インレイとは?インレイとは元々、宝石や象牙などで装飾したビリヤードのキューのことを指し、それが転じて『嵌め込み細工』全般をそう呼ぶようになった。ギターネックにあるポジションマークやアンテナ付ICチップのこともインレイと呼ぶ。インディアンジュエリーにおいて最初にインレイ技法を生み出したのは、その作品の多くがインレイで制作されるズニ族ではなくナバホ族だと云われています。ナバホがよく用いる技法は、シルバーの枠を最初に作りそこへ石をはめていく「チャンネルインレイ」チャンネルインレイを発展させ、いまやズニの作品の代名詞である小さな石などを樹脂ではめ込んでいく「モザイクインレイ」また、ホピ族でインディアンジュエリーの革命児、レジェンドである「チャールズ・ロロマ」が考案した、コーンの粒のように立体的に丸みを持たせてはめていく「コーンロウ」などがあります。■サイズなど/約15.5号。台座縦約21㎜、幅約13.5㎜、厚さ約(インレイ含まず)2㎜。インレイ部縦約17㎜、横約9㎜、高さ約4.5㎜。アーム幅約5㎜~12.5㎜、厚さ約1㎜。作者ホールマーク、STERLING 刻印アリ。※ヴィンテージ【お願い】 金額はギリギリで設定しております。単なる「モノ」の値段ではなく彼らの『スピリット』であり、作品の『価値』であることをご理解ください。
商品の情報
カテゴリー | メンズ > アクセサリー > リング |
ブランド | インディアンジュエリー |
商品の状態 | 傷や汚れあり |