①チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ長調 作品23②チャイコフスキー:主題と変奏曲 作品19-6③バラキレフ:イスラメイ (東洋風幻想曲)④リスト:パガニーニ大練習曲 第3番 嬰ト短調 「ラ・カンパネラ」アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)指揮:リッカルド・ムーティ①フィルハーモニア管弦楽団①録音:1979年、1977年ガブリーロフがチャイコフスキー・コンクールに優勝してから数年後の録音。 この頃の彼は、後年のバッハなどの豊かな感性にみられる様な演奏は聴く事は出来ませんが、それも若い頃の録音なので仕方がないのでしょう。 パワフルでスピード感のある爽快感があるチャイコフスキーです。これも凄いテクニック。ここぞの場面でのスピード感もたまらない。一度聴いたら、クセになる。ムーティの伴奏も負けてはいない。本当に力がこもっていて、気合いが感じられるが、見事に融合して、一緒に突進して成功を収めているのだ。フィルハーモニア管にも拍手。ラ・カンパネラも凄いです。ガブリーロフとムーティ両雄のぶつかり合いには火花飛び散る、これぞ協奏曲である。ガブリーロフは、完全に曲に自己没入し、鬼神のようになりふり構わずに弾き続ける。思わず唖然とさせられる。70~80年代、超絶技巧で名をあげたガヴリーロフは、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲」をもっとも得意なレパートリーとしていた。わずか10年余りの間に同じEMIに3回この曲の録音を行っている。ここに収められたムーティーとの録音はそのうちの2回目。それとともに注目すべきは「イスラメイ」の録音が含まれていること。かつてガヴリーロフとも親交があった巨匠リヒテルが、「他の人がうまく弾いているから自分が弾かない曲」としてガヴリーロフの「イスラメイ」を挙げたと言うのは有名なエピソード。たしかに、機械のような正確さ・目の回るようなスピードを保ちながらここまで細やかに表情をつけるというのは、並大抵の事ではないだろう。たいへん魅力的な演奏である。国内初期盤、帯付き、盤面傷無し解説書の綴じ金具に錆あり*まとめ買い値引き致します(要事前コメント)2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き4枚購入→450円引き、10枚以上は全品150円引き
商品の情報
カテゴリー | 本・音楽・ゲーム > CD > クラシック |
商品の色を | ホワイト系 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |