春秋の季節を代表し、日本の国花としても馴染みの深い桜と菊が惜しげもなく描かれた華やかな訪問着です。長春色の地色は、落ち着いた色合いから女性たちの人気を集め、大正時代に流行した色でもあるそうです。寒い日が続いておりますが、これから訪れる春が待ち遠しくなるような一枚かと存じます。平安時代から日本人に親しまれ、日本を象徴する絵柄の一つである【桜】はたくさんの花が芽吹く春の花の象徴として、縁起の良いことの始まりを意味するといわれています。また、五穀豊穣の神が宿る木として、豊かさという意味もあるとされています。日本の皇室の家紋である【菊】は花柄の中でも最も位が高い花として用いられており、長寿の象徴であるほか、無病息災、邪気払いといった意味が込められています。呉服屋さんで誂えればそれなりの金額がかかることと思います。頂き物で袖丈が少し長めの品でしたので、もし気に入ってくださる方がいらっしゃれば格安でどうぞ。大変綺麗な状態です。
商品の情報
カテゴリー | レディース > 浴衣/水着 > 着物 |
商品の状態 | 未使用に近い |